身近な方が亡くなると遺品整理が必要になります。

思い出が詰まった遺品を整理しながらお別れをし、新しい一歩を踏み出すための大切な作業です。

形見分けや財産の整理をするためにも行わなくてはいけません。

遺品整理を行う時期を、札幌市に営業所を構えるこころ屋が解説いたします。

また、遺品整理と一緒に考えたい遺産放棄（相続放棄）についても触れていますので、遺産の扱いを検討中の方もご覧ください。

遺品整理を行う時期は法律では定められておらず、ご遺族に余裕ができてから着手して大丈夫です。

しかし、故人の私物を長く放置するのはよくありません。こちらでは遺品整理が行われることが多いタイミングを解説いたします。

相続税が発生する前

相続税は被相続人が亡くなってから10ヶ月以内に手続きをし、納税しなくてはいけません。この期間を過ぎると控除が受けられなくなり、延滞税が発生します。

相続税は、相続する財産（現金・預貯金・不動産・貴金属など）によって算出されるため、先に遺品整理をしておかなくてはいけません。

相続税の非課税額を超える可能性がある場合は手続きにかかる時間を考慮し、早めに遺品の扱いを検討しましょう。

四十九日の法要のあと

仏教の考えでは、亡くなった人の魂は四十九日を迎えるまではこちらの世界にいるとされています。この考えから、故人が旅立った四十九日後に遺品整理を行うことも多いです。

法要も行われるため、集まった親族との相談や形見分けもしやすくなります。

必要な手続きが終わってから

身近な方が亡くなると、死亡届や保険関連をはじめとした様々な手続きが必要になります。悲しむ暇もないほど忙しいことも多く、遺品にはとても手が回らない可能性もあります。

そのような場合は必要な手続きが終わり、少し余裕が生まれてから遺品整理を行うのもおすすめです。

葬儀が終わってすぐ

故人の住まいが賃貸物件である場合や、親族が集まる機会が葬儀の日しかない場合など、急ぎの遺品整理が必要なことも多いです。その場合は葬儀後、すぐに遺品整理を行います。

時間が作れない場合は、遺品を専門に取り扱う業者への依頼も検討して負担を軽減してください。

北海道札幌市に営業所を構えるこころ屋は、遺品整理や生前整理のご依頼を承っている会社です。ご遺族の気持ちに寄り添った温かい作業を心がけております。札幌市で遺品整理をお考えの際は、ぜひ一度こころ屋にご相談ください。サービス内容や作業事例は、サービス紹介ページに掲載しております。

遺品整理する前に遺産放棄（相続放棄）について考えておきましょう。

遺産放棄とは、亡くなった方の財産を一切相続しないという意思表示です。財産を相続する場合、故人が抱えていた借金も一緒に相続しなくてはいけません。そのため、遺産放棄を選ぶ場合もあります。

遺産放棄する可能性があるのなら、必ず結論が出てから遺品整理を行ってください。

遺品整理を行うと「財産を相続する意思がある」と判断されてしまい、遺産放棄が認められなくなる可能性があるからです。

遺産放棄をしても、一部の品は形見分けで手元に残すことができます。

一般的には価値がないものや換金できないものが形見分けとして認められるでしょう。故人が長年愛用していた衣類や雑貨など、遺族にしか価値のないものは受け取れることが多いです。

しかし、思わぬものに価値がついてしまい、遺産放棄が認めらなくなるケースもあります。心配な場合は、専門業者に相談しながら形見分けするのがおすすめです。

こころ屋では、札幌市のお別れに関する様々なご相談を承っております。札幌市と七飯町に営業所がございますので、お近くでお困りの際はぜひご利用ください。生前整理や特殊清掃など、遺品整理以外のサービスもご提供しております。

近しい方が亡くなると、葬儀の準備からはじまり、様々な連絡や手続きに追われる毎日です。

遺品整理も行わなくてはいけませんが、急ぐ理由がない場合は余裕ができてきた頃合いや、四十九日をめどに行うとよいでしょう。

心と時間にゆとりができていれば、思い出の品に触れて思いを馳せながら温かいお別れができるはずです。

遺産放棄をする可能性がある場合は、遺品整理と形見分けを行うと認められなくなる可能性があります。

必ず先に結論を出しておき、遺産放棄をする場合は手元に残せる品を正しく選んでください。判断できない場合は専門業者に相談するのがおすすめです。

札幌市にあるこころ屋では、遺品整理士がまごころのある遺品整理をお手伝いいたします。作業の流れや承る業務は、作業の流れページに記載しておりますので、ご覧いただければ幸いです。ご不明な点があればお気軽にお問い合わせください。