札幌市にて・・【遺品整理】亡き友を想う気持ち
七飯営業所より札幌市のご依頼者様のもとへ向かう途中に撮影した、道南駒ケ岳です。
自分も、この鳥のように飛んで行けたらいいな・・・。と思って撮った一枚です。
こんにちは。こころ屋 代表藤田です。
先日、札幌市のお客様よりご依頼を受けお見積りにお伺いさせていただきました。
今回ご依頼いただいたのは故人様のご友人で、高齢のご両親に代わってのご依頼でした。
見積が始まるまえから涙されており、
何十年前からの唯一無二の親友だったこと。
ご依頼者様の心の支えであったこと。
家が近く、毎日のように行き来をしていたこと。
故人様との思い出話を涙をながしながら一生懸命にお話してくださいました。
そして、
最近は就寝時になると毎日、頭の中に出てきて涙があふれ眠れないそうです。
私は、ご依頼者さまに
「ご依頼者様がそのような毎日では身体を壊してしまう。万が一倒れたりしたら、亡くなった故人様が心配するし、何より天国に行きたくても行けない。だからどうか、故人様の分まで一生懸命生きてください。頑張って前を向いて進みましょう!」
とお伝えさせていただきました。
ご依頼者様は消えそうな声で、「はい。ありがとうございます。頑張ります。」
と涙をながしながら、何度も頭を下げてくださいました。
遺品整理作業途中に出てきた故人様のお写真などをお渡しすると、
懐かしそうに見て「もうないと思っていたのに、見つけてくれてありがとう。」と。
無事、遺品整理作業も終わり、すべての家財道具が搬出されたお部屋を見て
今まで我慢していた感情が抑えきれなくなったのでしょう。
私も、もらい泣きをしてしまいました。
実際、私たちができることは、ご依頼者様の立場になってお手伝いをさせていただくことしか出来ませんが
少しでも悲しみを和らげられたら。という思いを持ってご対応させていただきました。
ご依頼者様のお気持ちの整理は、そう簡単なことではないと思います。
ですが、どうか故人様にも安心していただけるよう、少しずつでも構いません・・・
元気を取り戻して、これからご依頼者様らしく明るい笑顔で過ごしていただけますよう
心からお祈りしております。
お客様の笑顔のために・・・こころ屋でした。
帰路の「お帰り駒ケ岳」です。
鳥のように飛んで帰ってきました。