こころ屋 日記 Blog

「孤独死現場作業」から思うこと。

更新日:2021年04月14日

函館山が綺麗に見えていますね。

こころ屋七飯営業所からの眺めです。

 

こんにちは。こころ屋 広報担当のふじたです。

「先日のこころ屋」をご紹介します。

 

 

先日、北海道函館市にて

孤独死現場の遺品整理作業をさせていただきました。

 

広報担当 兼 現場作業員としても

色々な現場を経験してきましたが、

今回は、”孤独死現場”の問題が手に取るようにわかる現場でした。

 

お母様が数年前にお亡くなりになり、

それからはお一人の生活のようでした。

 

お母様が元気な時は成り立っていた生活も、お一人ではできなくなった。

そんな様がお部屋の状況から見てとれました。

まさに、孤立・孤独の中での生活だったのだろう。と。

 

 

 

長引くコロナ禍で、生活上の不安や、コロナ解雇・雇止めで

仕事を失う事例も増えてきて、誰もが孤立しやすい状況にあります。

そして、自ら社会とのかかわりを断ち、仕事もせず自分の部屋から

一歩も出ない ”ひきこもり”は若者よりも40~64歳の中高年に

多くなってきていて、”ひきこもり”の高齢化・長期化している。と

内閣府からの調査結果として出ています。

 

そんな中、先日の報道で

日本が、イギリスに次いで世界で2番目となる、

「孤独・孤立対策担当大臣」を任命して、具体的な支援策などを

議論するために「孤独・孤立対策特命委員会」を発足させた。と

ありました。

 

このニュースを見てとても嬉しく思いました。

コロナが引き金となって表面化してきましたが、実はコロナ前からの深刻な問題だと感じていました。

これと同様に、

「8050問題」がありますね。・・・・最近は「9060問題」となり長期化を物語っているようです。

(「8050問題」「9060問題」はまた後日とします。)

 

国としても、対策を打ち出していただけたことは、大きな第一歩だと思います。

 

そして、

私達、こころ屋も日々、お役に立てる事はないか?と考えております。

このように、私たちの目で見た現状を発信し、わかっていただける事で

なにか感じていただければ・・・・。と思います。

 

 

みなさんの周りには、孤独や孤立があふれていませんか?

 

 

お客様の笑顔のために・・・・

こころ屋 ふじた でした。

 

 

 

 

 

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