多頭飼育崩壊現場~その1~
更新日:2021年08月25日
みなさま、こんにちは。こころ屋 代表藤田です。
今日は、現在進行中の札幌市内の現場の様子です。
賃貸物件のオーナー様からのご依頼をいただき、ゴミ屋敷に加えて猫屋敷消臭作業を行っております。
見積もり時や作業前は生ごみと動物臭が入り混じり、
マスクだけでは防ぎきれないほどの強烈な臭気でした。
現在、社会問題になっている猫の多頭飼育崩壊だったようで、飼い主は猫を置き去りにして部屋にはあまり帰ってはいなかったようです。
今回もペットが人間の無責任な行動で犠牲になった現場でした。
胸が締め付けられる思いです。悲しいと共に怒りが込み上げてきます。
これは見積もり時の写真ですが、オーナー様が自ら少し片付けられた。との事でした。
とても大変だったと思います。
強い臭気の中、お部屋の中の不用品を全て搬出したあと簡易清掃をし、このあとの解体作業に備えるために荒消臭作業です。
当社のプラズマオゾン発生器を2台フル稼働させて臭いを軽減させました。
今日現在、室内の壁、床などの解体作業中です。
解体作業終了後、猫の尿などが壁、床にしみ込んでいたため胴縁、根太、大引の基礎部分を脱臭及コーティング作業に入る予定です。
それにしても、この部屋の住人は何匹分ものフンや尿の始末に困った揚げ句、掃除そのものをあきらめて、「ゴミ屋敷」化してしまったケースだと思います。そして置き去りにしペット飼育放棄をしたのでしょう。
搬出した不用品の中には猫のトイレは見つかりませんでした。
この現場の作業状況は引き続きご報告しようと思います。
「お客様の笑顔」のため…こころ屋でした。